長年連れ添った配偶者との離婚(熟年離婚)は、若い頃の離婚と異なる多くの課題があります。財産規模が大きく、年金分割・退職金の扱いなど老後の生活に直結する問題が多いため、弁護士のサポートが特に重要です。
熟年離婚の特徴と注意点
- 財産規模が大きい(退職金・不動産・多額の預貯金)
- 年金分割を忘れると老後収入に大きく影響する
- 子どもが成人しているため親権・養育費は不要が多い
- 婚姻期間が長く財産の分別が複雑
年金分割とは(老後の生活費に直結)
合意分割と3号分割
年金分割には「合意分割」(婚姻期間中の厚生年金を最大2分の1まで分割)と「3号分割」(2008年4月以降の第3号被保険者期間の2分の1を自動分割)があります。専業主婦の方は特に年金分割を忘れずに請求してください。
年金分割をしないデメリット
年金分割をしないと、婚姻期間中に夫が支払った厚生年金保険料の恩恵を受けられません。老後の年金収入が大幅に減るため、必ず年金分割を申請することをお勧めします。
退職金の財産分与
退職金(支給済みのもの・将来支給されるもの)は財産分与の対象です。特に婚姻期間中に積み上がった分が対象となります。退職金の規定を取り寄せて計算する必要があります。
熟年離婚後の生活設計
- 住居(持ち家の処理・賃貸への転居)
- 収入(年金・就職・生活費の確保)
- 健康保険(扶養から国保・社保への切り替え)
- 住民票・各種手続き
【無料相談のご予約はこちら】町田・池袋・目黒 いずれかの事務所でご相談いただけます。初回30分無料。お気軽にお問い合わせください。
こんなお悩みをお持ちの方へ
- 退職金を財産分与で確保したい
- 年金分割の割合はどう決まるか知りたい
- 離婚後の生活費が不安
- 熟年離婚を切り出すタイミングで悩んでいる
弁護士に依頼するメリット
- 年金分割の申請サポート:忘れがちな年金分割を確実に申請します
- 退職金の適正評価:退職金の財産分与に相当する額を正確に算定します
- 財産目録の作成:多岐にわたる財産を整理し、漏れなく分配します
- 離婚後の生活設計アドバイス:法律問題以外の手続きについても助言します
弁護士に依頼するデメリット(費用について)
弁護士費用がかかることはデメリットの一つです。ただし、適正な条件を得られるかどうかの判断や、相手方との交渉・手続きを一任できることで、精神的・時間的な負担を大きく軽減できます。費用対効果についても初回相談の際にご説明します。
相談から解決までの流れ
- STEP1:無料相談 財産の状況・離婚の方針を確認します
- STEP2:財産目録の作成 預貯金・不動産・退職金・年金等を一覧化します
- STEP3:交渉・調停 財産分与・年金分割の条件を交渉します
- STEP4:離婚協議書・公正証書の作成 合意内容を書面化します
よくある質問
Q:専業主婦だった場合、年金分割の割合はどうなりますか?
A:合意分割では最大2分の1まで分割できます。協議で合意できない場合、家庭裁判所が按分割合を決めます。
Q:退職金はまだ受け取っていませんが財産分与の対象になりますか?
A:近い将来受け取れる見込みがある場合は対象となります。勤続年数・支給規程で計算します。
Q:熟年離婚後に夫の扶養から外れたら健康保険はどうなりますか?
A:国民健康保険または就職先の社会保険に加入します。離婚後14日以内に手続きが必要です。
Q:子どもが成人していても弁護士に頼めますか?
A:もちろんです。成人した子どもがいる熟年離婚でも、財産分与・年金分割など重要な問題が多く、弁護士のサポートが有効です。
弁護士費用の目安
| 項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| 着手金 | 16万5000円〜(税込) |
| 報酬金 | 33万円+経済的利益の11%〜(税込) |
